スタジオ・エンジニア紹介

芸森スタジオへようこそ。
ここは特別な歴史とユニークな設備を誇っています。
我々の誇りは、世界に4台しか存在しない貴重なコンソール。
この機材はビートルズのプロデューサーから譲り受けたもの。
その豊かな音色と無比のパワーで音楽制作を引き立てます。

我々のミッションは、一人ひとりの音楽の旅を支え、その情熱を最高の作品に変えることです。

それぞれの才能が極限まで引き出されるよう、私たちは最善を尽くします。

当スタジオの一番の特徴は天井高7.5mの広々とした空間。
石山軟石を用いて生み出される柔らかな反響音が音楽に深みと広がりを与えます。
北海道の大自然が生み出す豊かな創造性を感じながら、
ぜひ、芸森スタジオであなたの音楽を形にしてみてください

スタジオ平面図詳細はこちらのファイルよりご確認ください

コントロールルーム

control room

アナログ卓の魅力

メインコンソールはSSL4000E。1993年にスタジオがオープンする際にビートルズのプロデューサーであったジョージ・マーティン氏が使用していたものを譲り受けたものです。広い空間でゆったり作業を進めることができます。

<広さ>
50平方メートル
<天井高>
3.5m
<メインコンソール>
SSL-4000E/48ch
<システム>
Mac pro 2019(CPU16core/64GB/OS11.6.8) ProTools Ultimate 2022.12 HD2(32in32out)

センターブース

center booth

自然石「札幌軟石」の響き

高さ7.5mの天井から自然光がはいる、開放感のあるブースです。壁にはこの地域から採掘される「札幌軟石」と言う自然石を貼り、反射と吸音のバランスを最適に保った音響を得ることができます。芸森スタジオの最も特徴的なブースといえます。 過去に坂本龍一氏のレコーディングでこのブースでの響きを非常に高く評価されました 。 また、Drumをメインブースにセットしてルーミーでファットなドラムサウンドを作ったり、ピアノソロでは自然で豊かな響きを得ることができます。使用される方のアイディアひとつで多機能にご利用いただけます。

<広さ>
66平方メートル
<天井高>
7.5m

ピアノブース

piano booth

木に囲まれて存在感のある音を
だから、落ち着く。

ピアノブースはメインブースのすぐ左隣にあり、壁は吸音壁とウッドブロックで構成されています。ドラムブースとピアノブースはメインブースを左右に挟んで両ブースともガラスドアーで仕切ることができますが、演奏者の視界は確保できます。

<広さ>
23平方メートル
<天井高>
3.6m
<Piano>
Steinway D model

ドラムブース

drum booth

光の中で奏でるリズム

ドラムブースはメインブースのすぐ右隣にあり、壁は吸音壁と 札幌軟石で構成されています。また、このブースも外光の入る心地の良いブースです。

<広さ>
23平方メートル
<天井高>
3.6m
<Drum set>
Ludwiq 1967
Pearl

ボーカルブース

vocal booth

表現の全てを音に

ボーカルブースの壁はすべて吸音壁で完全なデットルームとなっています。また、窓はコントロールルーム側とピアノブース側、メインブース側とコミュニケーションできるように配置しています。

<広さ>
13平方メートル
<天井高>
3.5m

弱音ブース

Isolation booth

コンパクトながら多機能
だから、落ち着く

吸音壁で構成されたブースで小さいブースながら多機能にご利用いただけます。

<広さ>
9平方メートル
<天井高>
3.5m

エコールーム

echo room

日本で唯一無二の空間

芸森スタジオの象徴とも言うべき石壁のメインブース同様、エコールームは芸森スタジオの最も特徴的なものです。スタジオで収録した音をタイル壁の中で再生させ、その響きをまた コンソールに戻すという極めて原始的なエコーですが、デジタルな音と違って実に自然で滑らかなエコーを得ることができます。日本のスタジオでこの音を得ることが出来るのはここ芸森スタジオだけです。

<広さ>
15平方メートル
<天井高>
3.25~5m

スタジオ前リラックススペース

relax space

外の景色を見ながら、ON・OFFスイッチの入れ替え

スタジオ入口前にあるミーティングやコーヒーブレイクも出来る リラックススペースです。 マッサージ機や雑誌、CDなども設置しております。 ラウンジでゆっくりお食事をされるのが難しい場合、このスペースにケータリングの形でご用意することも可能です。

<設備>
無料WIFI、ソフトドリンク自販機、コーヒーマシーン(有料)、ソファー、テーブル、冷蔵庫、電気ポット

弊社契約エンジニア

sound engineer

池田朋宏(Tomohiro Ikeda)

東京でTV番組のMAや、CM音楽のレコーディングエンジニアとして務めた後、 2001年より、札幌の専門学校にてレコーディングスタジオの管理業務を担当。 北海道で初めてレコーディングエンジニアを希望する学生を対象に「芸森レコーディングエンジニアセミナー」を開催。2019年、今まで自身が得た知識・技術を北海道の音楽放送業界に活かし貢献するため独立し、 「I.T.REC」(アイティーレック)を立ち上げる。 スタジオ部門の運営管理を行いながら、音楽家の活動支援と録音環境向上に向けた活動を行う。